AS21143-太刀:武蔵国吉原荘二作之(無鑑査刀匠)

説明

太刀:白鞘入り(委託品)

銘:武蔵国吉原荘二作之(無鑑査刀匠)
昭和庚申歳十二月十四日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は吉原荘二としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:74.7センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.27センチ
先幅:2.47センチ
重ね:0.72センチ
刀身重量: 820グラム
時代:現代
体配:長寸で身幅があり重ねやや厚く反りが深く表裏に棒樋を彫り鋒ややのびた健全な作品
地鉄:小板目肌実に良く詰み地沸が付き奇麗な肌合いとなり瑕欠点がない地金で写りが現れる
刃紋:匂出来、匂口深く互の目丁字乱れに重花丁字乱れが混じりの刃紋を焼き刃中、砂流し、金筋良く働く。

特徴:吉原荘二は昭和二十年(1945)生まれ。祖父初代国家に作刀技術を学び、
兄義人とともに備前伝を研究、昭和五十七年(1982)に無鑑査刀匠となる。
東京都(葛飾区)無形文化財保持者。現代を代表する刀匠の一人である。
昭和四十年(1965)に作刀承認を受けたのち、新作名刀展にて文化庁長官賞、
毎日新聞社賞、名誉会長賞、薫山賞、寒山賞、奨励賞、努力賞、入選と
様々な賞を受賞。無鑑査刀匠。
堂々とした太刀姿が好ましい。
瑕欠点一切なく反りの深い鎌倉中期の体配をした傑作ですので是非お勧めしたい作品です。

葵美術より一言:吉原荘二は海外でも作刀をしており為特に米国では根強い信頼があります。
本作は現代刀として珍しく映りが現れ刃紋は福岡一文字を写して小足が入り帽子は乱れ込んで
葉が柔らかく働く。まさに日本の最先端を走る無鑑査刀匠です。

葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/05/06 (木) 10:54

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