AS21101 脇差:播磨大掾藤原重高(二代)

説明

ご注文番号:AS21101

脇差:白鞘入り(保存刀剣)

銘:播磨大掾藤原重高(二代)
越前住

藤代刀工辞典:中上作:越前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は播磨大掾藤原重高(二代)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀と素銅二重鎺
刃長:56.9センチ
反り:1.1 センチ
目釘穴:1個
元幅:3.02センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量: 550グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:身幅、重ね尋常な反り適度につき鋒ややのびごころ。 
刀身の左右に二筋樋を彫る。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき、康継を思わせる黒味のする北國地金となる。
刃紋:沸出来、のたれに互の目、小互の目乱れが混じり
足、柔らかく入り刃中、砂流、細かな金筋が働く。
鎬地:小板目肌に柾目流れ

特徴:播磨大掾藤原重高は寛文の頃越前で活躍した刀工で初代より後代まで続くが本作はその二代銘である。
二代以降銘振りが縦長になるので初代銘と容易に区分けが出来る。
本作は匂口深く初代に紛れる出来で康継に酷似した最上の出来をみせている。又江戸新刀の法城寺一派にも似た刃紋。

葵美術より一言:播磨大掾藤原重高は数代続く刀工群でありますが
本作はその二代の作品で裏には越前住と切る。  
越前では康継が著名な刀工として知られているが
数多くの越前刀の一人としてかなり技量の優れた刀工です。
重高は数代続きますが播磨大掾と銘を切るのは初代と2代だけです。

時代背景:江戸時代の平和な時期となり
刀剣の需要が激減しそれぞれの刀工は生きる為に
創意工夫を加えて出来の良い作品を制作した時代

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/05/04 (火) 12:20

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