AS21109-刀:(枝菊紋)近江守源久道

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: (枝菊紋)近江守源久道
嫡子源金四郎   
(二代 合作銘)   

藤代刀工辞典:新刀:中上作:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は(枝菊紋)近江守源久道嫡子源金四郎としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:素銅地金色絵一重鎺
刃長:2尺 (60.6センチ)
反り:5分(1.52センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.03センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量: 645グラム
時代:江戸時代正徳の頃 1711年
体配:身幅が広く重ね厚く反り深くつき
鋒が伸びた体配の良い姿をした作品多少の擦り上げがある。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき精良な地金となる。
刃紋:沸出来匂口深く匂口の深い互の目乱れとなり
高低があって足太く刃縁柔らかく入る
刃中に砂流、細かな金筋が働く
帽子匂口深く丸く返り先掃掛となる。

特徴:三品金四郎と称し2代目久道で初名久次初代久道の養子となる。養父との合作が多く独立した作品は少ない。

拵え
鍔:十文字形の鉄鍔に耳と周りに唐草模様を描く。おそらく隠れキリシタンが好んで使用した作品でこの鍔をキリシタンに見立てて信仰を行ったと考えるのです。
鞘:朱塗り
縁頭:鉄地に唐草模様を金で色絵をほどこす
目抜:桐紋を赤銅と金色絵で描く
鐺:銀地

葵美術より一言: 枝菊と称する珍しい菊紋を彫り
地金も山城の美しい地金を使用し刃紋は匂口の深い
互の目乱れ濤乱刃に近い刃紋を焼き足が太く柔らかく
働く助広、助直あたりを思わせる最上級の傑作刀です。 
是非お勧めいたします。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/05/01 (土) 10:11

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