AS21005 刀:浪華住月山雲竜子源貞一刻印

説明

ご注文番号:AS21005

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:浪華住月山雲竜子源貞一刻印
慶應元年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 月山雲竜子源貞一としてはにj上々作ランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地金色絵一重鎺
刃長:2尺3寸1分5厘(70.15センチ)
反り:3分(0.9センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.2センチ
先幅:2.3センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量:952 グラム
時代:江戸時代末期
体配:身幅が3.2cmと広く重ね厚く、反りやや低く
鋒がのびた江戸時代末期に流行した作品で
肉置きがよくがっしりとした作品です。
地鉄:小板目肌実によく詰んで地沸がつき綺麗な地肌となる。
刃紋:刃区より横手まで丁子乱れが続き足が良く入り
破綻なく見事に焼き上げる。

特徴:初代月山貞一は摂津の刀匠。本名月山弥五郎。天保七年(1836)二月、江州須越村に生
まれ、七歳にて月山貞吉の養子になる。十一歳頃から修行を始め、二十歳頃には綾杉肌を習得
していたと言われる。明治九年の廃刀令後も作刀ひとすじに進み、明治二十六年にはシカゴ万
国博に刀を出品して受賞し、翌年明治天皇より作品お買い上げとなる。明治三十九年(1906)
四月に帝室技芸員に任ぜられる。彫刻の名手としても有名。大正七年(1918)七月十一日八十
四歳で没した。作刀は嘉永三年(1850)の十五歳から大正七年(1918)の没年までみられる。

拵:肥後拵え
鍔:楕円形の鉄鍔に龍と思われる図柄を金で布目象象嵌を施す。 ねっとりとした鉄
鍔は素晴らしい、甚五鍔と称される作品で龍のとぼけた図が面白く飽きがきません。
鐺:鉄値に龍を金で布目象嵌を施す
縁頭:鉄地に龍を金で布目象嵌をほどこす
鞘:朱塗り石目風の鞘
目貫:赤銅で虎の図柄を高彫りする。

葵美術より一言地鉄は小板目が良く詰み、無地風になって地沸が付いたものが多く、映りの
あるものや柾目肌、綾杉肌などがある。彫物は最も得意とするところで梵字、剣、護摩箸、旗
鉾、草の倶利伽羅など簡素なものから不動明王、梅龍、倶利伽羅龍、龍虎などの密彫にいたる
まで画題も豊富である。貞勝の父としても知られる。 本作は貞一の江戸時代の作品で堂々とし
た作品で身幅が広く重ね厚く鋒が伸びて
おり健全で肉置きが良い作品で足のよく入った丁子乱れを破綻がなく焼き上げ帽子は匂口深く
乱れ込んで返る図柄です。
拵えはいかにも江戸時代末期の作品で小道具は少なくとも江戸時代初期は降らないと感
じさせます
肥後拵えで鍔、縁頭、鐺は鉄地に金で龍の図柄を布目象嵌を施し目抜きは赤銅で虎の図
柄を高彫りする
見ていて飽きない作品です。
現在月山系統の刀は値上がりが早く根強いコレクターが収集しておりおられます。
柄糸が少々傷んでおりますのでご希望の方には無料で巻き直しをさせていただきます。

時代背景:江戸時代の終焉を迎える時代

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/04/13 (火) 10:26

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