AS20547-火縄銃: 無銘

説明

火縄銃 短筒
銘: 無銘                                 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は火縄銃短筒 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

登録証番号:群馬県55936
全長: 38.0 センチ
銃身長: 21.3 センチ
口径:1.2cm
刀身重量: 685グラム
時代:江戸時代後期
体配:火縄銃の小型である短筒

特徴:ほぼ未使用に近い火縄銃、短筒で樫の肌目が綺麗にでており重心の鉄味も良い作品です。尾栓は抜けません。
江戸時代ではかなり流行していたが、やがて海外から安価なピストルが出た為に制作期間は短く
資料的に火縄銃の短筒は現在では珍しい。
       
葵美術より一言:日本に初めて火縄銃が伝来したのは、
1543年(天文12年)のことです。この年の8月、種子島に2丁の火縄銃を携えたポルトガル人が漂着。種子島の領主、種子島時尭は彼らに大金を払って火縄銃を買い上げました。
種子島時尭と、島津家を通じて火縄銃を入手した将軍・足利義晴は、直ちに火縄銃の国産化を試みます。この時、複製を命じられたのが種子島や近江の国友の刀鍛冶で、わずか一年の間に国産化に成功したと言われています。
その後、近江の国友と日野、紀州の根来、和泉の堺などが鉄砲の主要生産地として栄えました。鉄砲が伝来した当初は、高価な武器であったため武士が用いましたが、普及するにつれ足軽の武器になっていったと言われています。
江戸時代には銃規制が敷かれ、武士以外が鉄砲を持つことは、狩猟や鳥獣を追い払う為のものを除いて禁じられました。短筒を作ることも許されていなかった為に、火縄短筒の多くは無銘にして密造されたものが大半で、それゆえ数も少ないのです

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2021/04/11 (日) 11:32

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