AS21047-刀:奥大和朝臣元平

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:奥大和朝臣元平
享和三亥秋

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は奥大和朝臣元平としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み最上研磨
はばき:金着一重
刃長:71.4センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.17センチ
先幅:2.39センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:770 グラム
時代:江戸時代享和
体配:身幅が広く重ね厚く、大鋒の堂々とした体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌実によく摘んで地沸が付き
地景が入り精良な地金となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口やや深く尖互の目が多く、
砂流、金筋が働く。
帽子:匂口が深く丸く先尖心に丸く返り、先掃掛となり刃紋の外に長い地景が働く。

特徴: 奥大和朝臣元平は薩摩藩工で奥元直の嫡男で延享元年に生まれ文政9年に
83歳で亡くなる  彼は当時同国の伯耆守正幸と並んで薩摩新新刀では第一人者である。

葵美術より一言:作品は互の目乱れに小のたれ、尖刃などを交えて多く匂いが深く荒沸がつき金筋、砂流がかかる作品が多く、相州伝の作域を得意としております。 この刀も相州伝の作域を示したもので尖互の目乱れが多く、中、砂流、芋づる、金筋が働く。
帽子は匂口の深く丸く返り先掃掛となり歯の外に地景が働くこの元平が制作された年代は享和3年 60歳の年齢で制作した作品です。
元平は自分の作品が偽造されるのを好まず隠したがねを入れております。 まず茎線が茎尻の尖った先より
よりほんの少し故意にずらしさらに茎尻の後部にたがねで横に切り瑕を入れております。
しかし上出来の作品はかなり多く古刀に化かされていりますので十分気をつけてください。   
特に樋の入った作品には疑ってください。それほど上手な刀工なのです。是非この素晴らしい作品をお勧めいたします。
 
    
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/04/07 (水) 11:37

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