AS20551 脇差:備州長船勝光

説明

ご注文番号:AS20551

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:備州長船勝光
文明十五年二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
藤代刀工辞典:末古刀:最上作:大業物:備前
本作の出来は備州長船勝光 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:56.1センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:3個
元幅:2.61センチ
先幅:1.83センチ
重ね:0.59センチ
刀身重量: 485グラム
時代:室町時代文明15年 1484年
体配:当時の片手打ちの長い脇差で、
茎がやや短く反りがあり鋒が伸びた作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な地肌となる。
刃紋:小沸出来丁子乱れに崩れた互の目乱れが混じり
刃中、砂流、金筋が働く。

特徴:備州長船勝光は六郎左衛門祐光の長男で右京亮勝光と称し
弟の左京進宗光との合作が非常に多い
土屋押し型には文明3年勝光37歳宗光35歳とある。 
文明15年に赤松政則の幕下として郎等を率いて福岡城を守り板尾瀬に戦う。
文明から延徳にかけて作品があり平安城
美作、児島、備中においても制作する。彫り物も巧みです。

拵:太刀拵え
鍔:真鍮地の太刀鍔と大切羽に唐草模様を刻む
縁頭:赤銅地に唐草模様を刻む
足金物:責金物、石付物。 素銅地に唐草模様を入れる
鞘:梨地鞘
目貫:赤銅地に船に乗る人物を金で色絵を施す

葵美術より一言:当時の戦闘方法が変わり地上戦となった為片手打ちと称する茎がやや短く反りが深く
鋒が伸びた振り回しやすい刀が流行した。本作はその典型作で銘も丁寧に切れており数打ちとは異なります。  
当時はかなり良質な地金を使用して制作していたと考えられ
地金が詰んで美しく映りがあらわれ刃紋は丁子乱れを焼いております。
            
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/03/09 (火) 13:38

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