AS20582-剣:越中国住剱工源大西貞成

剣:白鞘入り、拵え付き

銘: 越中国住剱工源大西貞成製開運重代護身剣
昭和五十三戌午年六月吉祥日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大西貞成としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長: 20.8センチ
反り: 0.0センチ
目釘穴: 0 個
元幅: 2.08センチ
重ね: 0.78 センチ
刀身重量: 170 グラム
時代:現代
体配:やや長めの剣
地鉄:板目肌、柾目に流れやや荒れた部分が見て取れ映り気がある。
刃紋:沸出来直刃に二重刃。

特徴:大西貞成は富山の刀工。本作が制作されたのは
73歳の時点ですから相当厳しかったといえます。
開運重代護身剣と剣の茎に刻み保有する人の
開運を願い身を護る剣として賢明に制作した作品と考えます。
おそらく地金の様子から古い地金を使用して制作したと考えられます。

拵え：合口

葵美術評価鑑定書
全身押し形