AS20530-脇差:備州長船盛光

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 備州長船盛光
応永二十五年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備州長船盛光としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重と銀の二重鎺
刃長:38.0センチ
反り:0.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.71センチ
重ね:0.51センチ
刀身重量: 215グラム
時代:室町時代応永25年 1419年 ほぼ600年前
体配:平打ち脇差で身幅やや広く重ね尋常なやや先反りがあり
表裏に棒樋と添樋がある。
地鉄:杢目肌実に良く練れて地沸がつき地景が入る。
無類によく練れた地金となる。
刃紋:沸出来互の目乱れに丁子乱れが混じり刃中、金筋が働く。

特徴:備州長船盛光は備州長船康光と共に応永備前の最高峰をゆく刀工群であり盛光は乱れ刃を得意として康光は直刃を得意とする
この派の特徴は一見鎌倉期の一文字派や長船物を思わせるものであるが板目に杢目を交えて肌立つ鍛えや焼刃に腰の開いた乱れが交るところに一派の特色を提示している。

拵え:
鞘:小豆色の変わり塗り
鍔:丸型の鉄鍔に桐紋と花の図を金色絵で施す。
縁頭:真鍮地に花の図を金色絵で施す。
目貫:真鍮地に花の図を透彫り、金色絵を施す。

葵美術より一言:この脇差は焼きに出入れが多く所々頭の丸い丁子がよく示されている地刃ともに健全で強くお勧めできる作品と言えます。しっかりとした地鉄に互の目、丁子乱れの華やかな刃紋を作成し、なによりも地鉄の良さは応永備前の最高傑作の地金となり華やかな丁子乱れの刃紋は素晴らしく帽子もその特徴をよく表しております。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
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2021/03/06 (土) 12:48

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