AS20517-脇差:靖興

説明

脇差:白鞘入り(保存刀剣)
銘:靖興
昭和十九年十月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は靖興 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:素銅地一重 (靖国刀軍刀はばき)
刃長:1尺9寸2分(58.2センチ)
反り:5分(1.515センチ)
目釘穴:1個
元幅:2.88センチ
先幅:1.99センチ
重ね:0.72センチ
刀身重量: 530グラム

時代:戦時中 昭和19年10月
体配:身幅、重ね尋常な反りやや深く
鋒が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な肌合いとなる。
刃紋:沸出来互の目乱れに丁子乱れが混じり足が良く入る。
帽子:乱れ込んで丸みを帯びて返る。

特徴:靖興は戦時中の靖国神社境内で靖国刀を制作しておりました。大正5年2月1日に生まれ、本名は島崎直興と称し
昭和10年に刀剣鍛錬会に入会する。
梶山靖徳より鍛錬技術を学び
昭和15年に畑俊陸軍大臣より靖興という銘を与えられる。
昭和19年第二回陸軍軍刀展覧会で会長賞を獲得する。
戦後新作名刀展覧会で努力賞、優秀賞、入選を獲得する。
戦時中に制作された作品は8100振りといわれるがあまり見かけない。

葵美術より一言:私が若かった頃にある研師のお宅に訪問し
所持していた靖興を研磨を依頼して際、その刀をどうしても売って欲しいと言われ、お譲りしたことがあります。
その先生はその刀を惜しげもなく研ぎを行なってさらに銘を削り、大擦上無銘にしてしまいました。その状態の刀を見ると反りも深く鎌倉時代の作品とも感じる作品となり,審査に出したところ
無銘極めで鎌倉時代の作品に合格した事には驚かされてしまいました。私が30代の前半でしたから50年ほど前の話です。
いずれにせよ靖興は古作写の名人と言えます。
茎仕立てが上手くすっきりとした銘を切る方です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
全身押し形
※鳩目が片方欠けています

落札価格:¥400,000

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入札履歴

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最高入札者 : jonathan.frances

jonathan.frances
2021/03/07 (日) 02:01
¥400,000
オークション開始
2021/03/03 (水) 10:51

※ = 自動入札