AS20579-短刀：吉光（土佐）

短刀：拵え入り
銘： 吉光（土佐）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は吉光 としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：金着二重
刃長: 20.6 センチ
反り: 0.0センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 1.8センチ
重ね: 0.7センチ
刀身重量: 105 グラム
時代：室町時代末期
体配：小振りで重ねの厚い短刀で茎が長い。
地鉄：小板目肌よく練れて地沸が付き映りが現れる。
刃紋：沸出来直刃に小尖刃が混じり
帽子尖りごころに焼き下げる。

特徴：土佐吉光の祖は鎌倉時代中期頃で
その後７代　室町時代大永頃まで続く刀工軍であります。
よく間違われるのは山城の吉光ととして伝来する作品も多いのですが作がかなり異なります。一般的にやや小振りの作品が多く
また重ねが厚い作品が特徴であります。

拵：合口拵え

葵美術評価鑑定書：全身押し形