AS20601-脇差: 眠龍子壽實

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 眠龍子壽實
文化十一年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 眠龍子壽實 としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
(新々刀上作、因幡)
はばき:赤銅地一重鎺
刃長:39.9センチ
反り:0.6 センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.08 センチ
先幅:2.32 センチ
重ね:0.66 センチ
刀身重量:445 グラム
時代:江戸時代文化
体配:やや小振りの小脇差しで身幅が広く重ね厚く
切先が伸びるが延びた作品で初刃を残す。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで精良な地金となる。
刃紋:小錵出来、刃区より直刃、その先丁字乱れとなり
高低に変化があり拳丁字が現れ明るく冴えて玉も焼く。

特徴:眠龍子壽實は初代浜部美濃守壽格の子で濱部儀八郎と称して、
はじめは壽国、その後は壽実と銘を変える。眠龍子と称して、弘化3年12月に没する。
作風は本作の如く、互の目、丁字を焼き、富士見西行も作る。
差裏、刃区より9cm程のところに細かな小ふくれがあるが目立ちません。

拵:
鍔:楕円形の赤銅地 に3羽の鶴と思われる図柄を透かす。 構図の面白い図柄です
頭:赤銅地 に笠の図柄と薄の鳥を高彫りし、金色絵をほどこす。
縁赤銅地 に斧の柄の止まる数羽の鳥を高彫りし、金色絵をほどこす。
鞘:黒褸色鞘
目貫:赤銅地に鶴の図柄を高彫りし、金色絵をほどこす。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

落札価格:¥250,000

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入札履歴

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最高入札者 : jason

jason
2021/02/28 (日) 01:23
¥250,000
オークション開始
2021/02/21 (日) 11:12

※ = 自動入札