AS20527-短刀:備前国長船左京進宗光 

説明

短刀:白鞘入り、拵え付き、二重箱入り(蒔絵箱)
箱入りの軸付き(保存刀剣)

銘:備前国長船左京進宗光 
永正十一年二月吉日

藤代刀工辞典:末古刀:上々作:良業物                          
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備前国長船左京進宗光 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:15.8センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1 個
元幅:1.59センチ
重ね:0.62センチ
刀身重量:80 グラム
時代:室町時代永正11年2月吉日
体配:やや小ぶりの短刀で重ね厚く鋭さを感じさせる短刀
地鉄:小板目肌に小杢目肌が混じり地沸が付き映りがあらわれ精良な地金となる。
刃紋小沸出来直刃となり帽子丸く返り長く焼き下げる。

特徴:宗光は六郎左衛門祐光の次男で兄右京亮勝光と諸国を巡遊しながら合作刀を多く残す兄が没後その嫡子次郎左衛門尉勝光を授けて鍛錬に励みまた見作城主であった赤松政則に
刀剣鍛錬を教え、作品を残す。

拵:扇子を形とった拵えに短刀を入れる
古箱にはこの短刀の由来すなわち扇子短刀の記が記されております。代々大名家に伝わった短刀です。 小ぶりながら俗名を打ち左京進宗光のできの優れた作品と言えます
大変珍しいの仕込扇子となっており滅多にない作品です。
 
蒔絵箱 後醍醐天皇 と豪華な金梨地に表面には黒露色に扇子を見事に描いております。
蒔絵箱を収める木箱には文化3年に書かれた箱書があります

葵美術より一言:まさに大名家に長く仕舞われてきた短刀と拵え、
その来歴等が記載された掛け軸でございます。
この作品は長く大阪か京都に存在た珍しい作品で扇子を形どった拵えに短刀が収められている珍しい作品と言えます。この短刀の来歴と思われる文面が文化3年に記載されておりさらに見事な短刀箱には扇子の蒔絵がついております。 突然の急襲に扇子の中に短刀を収めて静かに持ち歩いたと考えられます。
この名品を是非お勧めいたします。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
全身押し形



落札価格:¥1,501,000

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入札履歴

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最高入札者 : TAKANESAMA39

TAKANESAMA39
2021/02/25 (木) 01:28
¥1,501,000
Doys
2021/02/25 (木) 01:28
¥1,500,000
Doys
2021/02/25 (木) 01:27
¥1,401,000
TAKANESAMA39
2021/02/25 (木) 01:27
¥1,400,000
Doys
2021/02/25 (木) 01:27
¥1,351,000
TAKANESAMA39
2021/02/25 (木) 01:27
¥1,350,000
Doys
2021/02/18 (木) 05:05
¥1,200,000
オークション開始
2021/02/18 (木) 10:44

※ = 自動入札