AS20578-刀:兼定(天文頃)

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)(委託品)
銘:兼定(天文頃)   
 
鞘書: 濃州和泉守兼定 長弐尺参寸七分余在銘也 
紀元二千六百年 庚辰十一月 本阿弥光孫 花押

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は兼定としてはに上々作ランクされる作品です。
研磨済み
登録証番号:昭和26年発行
はばき:金着一重と銀の二重鎺
刃長: 2尺3寸8分(72.12センチ)
反り: 7分1厘 (2.15センチ)
目釘穴: 2 個
元幅: 3.2 センチ
先幅: 2.3センチ
重ね: 0.63センチ
刀身重量: 820 グラム
時代:室町時代天文の頃
体配:身幅が広く重ねやや厚くしっかりとした作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつく。
ハバキ近くの棟に薄錆が一ヶ所ございます。
刃紋:沸出来互の目乱れ尖り互の目乱れが混じり
帽子乱れ込んで丸く返る。

特徴:二代兼定は美濃の刀工としては最も著名な刀工で
それに匹敵するのは兼元です。
これらの刀工が美濃の刀工にの頂点に立ち
切れ味の良い作品を制作しました。
私見では和泉守兼定は兼元よりも人気が高く
大変購入が難しいと言われております。
銘の切り方は2字銘と和泉守兼定と5字銘で切る作品があり
本作は二字銘であります。
   
葵美術より一言:大名登録といわれた兼定で昭和26年発行 
と登録証が古く昭和十五年に本阿弥光孫先生の鞘書がついております。身幅が広く重ね厚く反りがよく付き
大鋒となり鎬地には小板目肌み柾目がよく練れて
 当時の地鉄が良き見て取れます。
刀剣博物館では二代和泉守兼定としても認定できると
話されておりますので安心してお買い求めください。
織田信長配下の猛将森長可(ながよし)は十文字槍の穂先に
「人間無骨」(にんげんむこつ)と彫った兼定を使っていました。
多くの大名家に求められてきた兼定を是非お勧めいたします。         

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/02/13 (土) 10:06

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