AS20580 刀:出羽大掾藤原国路(初代)

説明

ご注文番号:AS20580

刀:白鞘入り (特別保存刀剣)

銘:出羽大掾藤原国路(初代)

新刀:上々作:業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は出羽大掾藤原国路としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
登録証番号:東京都312146号
交付年月日:昭和26年8月16日
刃長:73.4センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:2個
元幅:3.02センチ
先幅:2.22センチ
重ね:0.71センチ
時代:江戸時代寛永の頃
体配:約1寸程の区送がありが身幅、重ねしっかりとした刀で
反り適度に付き切先が延びた体配の良い刀。
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じりよく詰んで地錵が付き精良な地金となる。
刃紋:直刃基調に小足が良く働き葉が入り帽子のたれて丸く返り焼下げる。

特徴:出羽大掾藤原国路は山城の刀工で、はじめ伊賀守金道門人で
のち堀川国広門下になるという。初銘を国道と切る。
生没年は明らかでないが天正四年頃(1576)の生まれで、
最晩年の作刀が明暦三年(1657)頃とみられる。
焼刃は出入りの激しい華麗なものが多く、沸、匂の動きが見事で作風は多彩である。
慶長十九年から二十年(1614 から1615)にかけての間に出羽大掾を受領したと思われる。
本作は直刃基調に小足、葉が良く刃入り古作、来写しの傑作と言えます。
国路には本作に如く地金の澄んだ綺麗な地金と肌物と称される肌目が良く見て取れる作品とがある。
直刃基調の作品には本作の如く地金に澄んだ綺麗な地鉄で制作されており
肌立つ地金は相州伝の作品が多い様に思えます。
いずれにせよ格調ある古作写しの出来の良い作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/02/11 (木) 14:29

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