AS20557-大小:無銘(志賀関兼延)/兼房

説明

大小:白鞘入り、拵え付き(御委託品)(保存刀剣)

大(刀)
銘: 無銘(志賀関兼延)                                

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(志賀関兼延)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:金着一重
刃長: 69.2センチ
反り: 2.0センチ
目釘穴: 4個
元幅: 2.83センチ
先幅: 1.98センチ
重ね: 0,54センチ
刀身重量: 525グラム
時代: 室町時代 明応の頃 1492

体配:身幅重ね尋常な反りが深くつき大鋒となる。表には二筋樋を彫り株に梵字を彫り裏には二筋樋と下部には濃密な火炎不動の彫りを見事に彫る
地鉄:小板目肌実に良く摘んで練れ精良な地金となる・
刃紋:沸出来互の目乱れに小互の目乱れが連なり刃中、砂流、金筋が働く
 帽子:丸く乱れ込んで先丸く返る

特徴:志賀関兼延は美濃の刀工で尾州志賀で制作したところから志賀関と呼称される
拵:
鍔:赤銅魚子地に雲龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に龍を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:梨地に青貝散らしを混ぜる
目貫:龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作は直江志津にも見て取れる作品で,刃中の働きが横溢で金筋がよく働き瑕欠点のない素晴らしい作品で刀身に掘られた不動は見事です

小(寸伸び短刀)
銘: 兼房  
本作の出来は兼房としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み上研磨

はばき:金着一重
刃長:35.2センチ
反り:0.6センチ
目釘穴: 2個
元幅: 3.0センチ
重ね: 0.53センチ
刀身重量: 235グラム
時代:室町時代永禄の頃
体配:身幅が広く重ね尋常な先反りのある短刀です。
地鉄:小板目肌に小木目肌が混じり地沸がよくつき綺麗な地肌となり写りが鮮明に現れる。
刃紋:沸出来小丸の刃紋が表裏揃い一見すると村正系統の作品に見える

特徴:兼房は関鍛治の中では有名であり兼房乱れという独特な丸みを置いた刃紋を焼き上げる

拵:
鍔:赤銅魚子地に雲龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に龍を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:梨地に青貝散らしを混ぜる
目貫:獅子の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に鶴と竹の葉を高彫し金で色絵をほどこす
小刀:美濃守藤原
笄:赤銅魚子地に鶴と竹の葉を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:幅広のしっかりとした寸伸び短刀で茎の状態もよく鑢目が良く見て取れる。丸みを帯びた互の目乱れを焼き上げ地には写りが明瞭にあらわれる。
大小拵えがついた美濃の刀工である兼房と無銘志賀関兼延の名品です。是非お買い求めください

葵美術正真鑑定書
保存刀剣鑑定書
全身押し形

大(刀)


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小(脇差)

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2021/02/09 (火) 14:34

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