AS20521-短刀: 備前国住長船彦左衛門尉祐定

説明

短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 備前国住長船彦左衛門尉祐定
天正二年二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 前国住長船彦左衛門尉祐定としては 上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:23.0センチ
反り: 0.0 センチ
目釘穴:2 個
元幅:2.3センチ
重ね:0.74センチ
刀身重量: 175グラム
時代:室町時代天正2年
体配:身幅、重ねしっかりと筍反りの体配の良い短刀
地鉄:小板目肌に小杢目肌の美しい地鉄となり写りが現れる
刃紋:沸出来直刃調に小互の目が混じり足が入り
帽子乱れ込んで焼き下げる。
刃中、細かな砂流、金筋が働く。

特徴:戦国時代の慌ただしい時期の数多くの刀剣や
短刀の需要が大きく備前では祐定、清光を筆頭として数多くの
刀工がその需要を満たす為に活躍しておりました。
特に祐定は数多くの作品を制作したことで知られております。
最も貴重であった俗名打ちの作品は大名やかなりの
高禄を食む人物でなければ所有する事は難しく通常の侍は数打ちの祐 定を帯びて戦っていたと思われます。
与三左衛門尉祐定や源兵衛尉祐定、彦左衛門尉、を筆頭に
七郎左衛門尉、新十郎、藤四郎、などが大いに活躍したのです。
本作は俗名を打った彦左衛門尉で最も知られた祐定の一人
です。
是非この俗名打ちの祐定をお勧めいたします。

葵美術より一言 今から443年前室町時代末期には数多くの大名が戦い鎬を削る勢いであったと考えられます。
そんな中で制作された前国住長船彦左衛門尉祐定は短刀の重ねも厚く、鋭さがあり実戦向きの物となっています。

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葵美術評価鑑定書:全身押し形

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オークション開始
2021/02/07 (日) 11:22

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