AS16528 短刀:大阪住人月山貞勝僅作

説明

ご注文番号:AS16528

短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:奉納 源長僅
昭和二年六月吉日 大阪住人月山貞勝僅作

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山貞勝として上々作はにランクされる作品です。
研磨済み
刃長:23.0センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1個
元幅:1.89センチ
重ね:0.58センチ
時代:現代
体配:やや小振りの短刀で表に棒樋を裏には二筋樋を彫る。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き精良な地金となる。
刃紋:小錵出来直刃帽子丸く返る。

特徴:月山貞勝(月山英太郎)は大正期から昭和初期にかけての日本刀匠を代表する名
匠。明治ニ年(1869)生まれ。初代月山貞一の息子。父の名声が高く明治末年から大正
初期、四十代迄の自身銘の作は少ないが、父貞一の没後である大正十年代からは、多く
の作品がその技量を遺憾なく発揮した素晴らしい物である。
宮内省の皇室御用達の刀、伊勢神宮への奉納刀、多くの下賜刀を鍛え、その作刀態度は
厳しく真摯なものであったという。清浄な場所で清浄な心で刀を鍛えるという信念か
ら、昭和十年(1935)に鍛練場を吉野山に移した。実子のニ代月山貞一、愛媛の高橋貞
次の二人の人間国宝をはじめ、多くの名工を育てた。
作風は逆がかった丁字乱れ、綾杉肌鍛などを得意とし、相州伝、備前伝、大和伝、等全
てこなす伎倆の高さは驚く程である。特に綾杉肌と言われる月山肌は鎌倉時代からの伝
統を受け継ぎ,現代に至る迄継承されている。また彫物にも非凡な才能を発揮した。昭
和十八年(1943)十二月二十四日、七十四歳で没。
本作は源長僅氏による奉納刀で小振りの作品でよくまとまり時がねもよく刃紋も冴えた素晴らしい
作品です。

拵え:海軍短剣拵え

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/02/03 (水) 11:12

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