AS20407-刀:武芸八幡住人兼圀

説明

刀:白鞘入り、拵え付き

銘 武芸八幡住人兼圀(無監査刀匠)
昭和五十七年十二月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は武芸八幡住人兼国作之 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:金着一重
刃長: 72.4 センチ
反り: 2.0 センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 3.49 センチ
先幅: 2.72 センチ
重ね: 0.69 センチ
刀身重量:835 グラム

時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く表裏に樋を彫り、
反りが深く付き鋒が伸びた体配の良い刀
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な地肌となる。
刃紋:小沸出来互の目乱れに大互の目乱れとなり匂口のやや深めの刃紋となる。

特徴:兼圀は大正14年に生まれ本名を尾川邦彦と称し岐阜県の武芸川町出身で陸軍軍刀奨励会の刀工となり終戦となった為、刀匠を一旦やめたが再び二十七代兼元に入門した新作名刀展覧会では特賞を獲得し数々の賞を獲得し、無監査として承認される。文化庁長官賞・日本美術刀剣保存協会会長賞・寒山賞・薫山賞・全日本刀匠会会長賞などをも獲得する。その努力の甲斐があって無監査刀匠となりました。
本作は匂口のやや深めの互の目乱れに足が入り出来の良い作品と言えます。

拵:現代物

葵美術より一言:匂口のやや深めの互の目乱れに研磨もよくほどこされ表裏に棒樋を彫り、よく出来た作品です。観賞用としても、また居合用としてもお勧め出来ます。受賞審査の対象外となっている無鑑査刀匠は別格であり、現代刀匠の中で最高位に位置付けられていると言えます。

無鑑査刀匠
葵美術正真鑑定書
全身押し形

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2021/01/29 (金) 11:27

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