AS20476 脇差:無銘(兼長)(第36回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS20476

脇差:白鞘入り、拵え付き(第36回重要刀剣)

銘: 無銘(兼長)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(兼長) としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重鎺
刃長: 54.5 センチ
反り: 1.3 センチ
目釘穴: 2 個
元幅: 3.045 センチ
先幅: 2.6センチ
重ね: 0.65センチ
刀身重量: 545グラム
時代:南北朝時代 1536年
体配:大擦上無銘で身幅が広く重ね厚く
棒樋に添樋を彫り、鋒が大帽子となる。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸が付き映りが現れ
見事な精良な地金となる。
刃紋:小沸出来丁子乱れとなり足良く入り葉が入り細かな砂流、金筋が良く働く
帽子:乱れ込んで先尖りごころに返る。

特徴:兼長は僧伝備前の長義の弟子で在銘作は極めて少なく貞治5年紀幅広の出来を示した作品や小ぶりの短刀で至徳4年紀と嘉慶2年紀が存在する程度で極めて少ない
いずれも板目肌に地沸が良く付き地景が入り地景が働く 刃紋は小のたれに互の目を焼き強く沸付き金筋が働き相州伝が著しく表示される。

拵:
鍔:円形の真鍮地に田園風景を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に鳳凰の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
小柄:赤銅魚子地に船と網を高彫し金で色絵をほどこす
小刀:濃州関孫六6代末善定兼元作乃 刃紋尖互の目乱れ
目貫:鳳凰の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作の豪壮な姿は一見すると長義を思わせる堂々とした作品で身幅が広く大鋒の南北朝時代
の作品であることを示し腰開きの変化のある山形
風の乱れ刃や突き上げて返る帽子で長義の作風
をよく踏襲する。拵えは鳳凰の一昨拵えで出来の良い作品です。
出来は素晴らしくご家庭のお宝として愛蔵いただければ幸いです。

第36回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/01/26 (火) 11:14

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