AS20190-刀:近江守高木住助直

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:近江守高木住助直
延宝二年八月日      
  
藤代刀工辞典:新刀:上々作:良業物:摂津                        
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は近江守高木住助直 としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:2尺2寸4分5厘(68.02センチ)
反り:5分5厘センチ
目釘穴: 2個
元幅:3.1センチ
先幅:2.2センチ
重ね:0.95センチ
刀身重量:760 グラム
時代:江戸時代 延宝の頃
体配:約1寸ほどの区送があるが、
身幅、広め重ねやや厚く反り適度に付き
切先が伸びた体配の良い作品。
地鉄:小板目肌じ地に良く詰んで地沸が付き綺麗な肌合いとなる。
刃紋:刃区より直刃基調にその先匂口の深い互の目乱れを焼き上げ尖互の目を交え足が柔らかく刃縁柔らかく、刃中、砂流。金筋が良く働く。帽子: のたれて丸く返り先、掃掛となる。

特徴:近江守高木住助直は近江高木の出身で通称孫太夫と称し越前守助廣の門人となり
のちに妹婿となる。 助直は銘振りを何度も変えているが本作は延宝2年の特徴のある
銘となる。元禄6年ごろまで作品を残す。成業ののちには高木の帰ったが師匠
の助広が天和2年に亡くなった為その後は大阪に移住する。

葵美術より一言:本作の鍛えは小板目肌実に良く摘んで地沸が熱く微塵につき綺麗な大阪地金となる。
刃文は直ぐに焼き出しを呈してその上は匂口の深い互の目乱れに尖互の目に尖具に目乱れに
刃中、砂流、金筋が入る。特に鍛えが優れ明るく冴えた精良な地鉄となる。
師匠の助広に酷似した傑作の出来であります。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/01/16 (土) 09:55

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