AS20170-脇差:越之前州住兼植(片切刃)

説明

脇差:拵え入り(保存刀剣)

銘: 越之前州住兼植(片切刃)

刀工辞典:新刀:中上作:越前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 越之前州住兼植としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地二重
刃長39.5センチ
反り: 0.8 センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 3.12 センチ
重ね:0.57 センチ
刀身重量: 400 グラム
時代:江戸時代万治の頃1658年
体配:片切作りの珍しい形をした作品で表に剣と梵字を裏には
梅の花を彫る。
地鉄:小板目肌よく摘んで地沸がつく。
刃紋:沸出来直刃基調に互の目が柔らかく入り帽子丸く返る。

特徴:越之前州住兼植は越前の刀工で万治頃に活躍した刀工で
本作のごとく片切刃は珍しくまた彫りも珍しい。

拵:
鍔:木瓜形鉄に花の紋様と月を高彫し金色絵をほどこす
縁:四分一地に龍の図柄をほどこす。 頭:四分一無地
鞘:灰色の鞘に黒漆で紋様を入れる
目貫:鳥と花の図柄を高彫りする。
小柄:四分一地に花の図柄を彫り金で色絵をほどこす。
小刀:丹波守吉道と名がある

葵美術より一言:また越前の刀工は江戸時代となり
平和な時代の中で刀を販売せねばならず、
大変な競争を行う時代背景となり彫りを刀身に彫る刀工が
多くなってきました。
本作は片切り刃の珍しい作品で是非お求め下さい。

保存刀剣鑑定書(近日発行)
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/01/14 (木) 10:24

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