AS20179 刀：靖繁/昭和十年三月吉日

ご注文番号：AS20179

刀：白鞘入り(保存刀剣)

銘：靖繁
昭和十年三月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は靖繁としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長：70.0センチ
反り：2.0センチ
目釘穴：1個　
元幅：3.21センチ　
先幅：2.01センチ
重ね：0.70センチ　
重量：665グラム
時代：戦時中(1938)
体配：身幅、重ね尋常で生刃が大きく残り、
反り適度に付き健全な刀。
地鉄：小板目肌良く詰んで地錵が付き
綺麗な山城を思わせる地鉄。
刃紋：小錵出来直刃に鼠足、小足が良く刃入り帽子丸く返る。

特徴：靖繁は本名阿部繁雄と称し山形県の出身で
初期靖光の先手として業務に従事し
昭和１４年１０月４日靖繁を受命する。
陸軍軍刀展覧会に於いて総裁賞受賞を果たすなど
御下賜刀や軍人に対しての刀剣を数多く制作する。
靖国刀は良質な刀剣を制作する目的で作られ
靖国神社境内で数多く制作された。
靖繁は直刃出来の特に来國俊を模した作品が多く
いずれも出来の良い作品です。

保存刀剣(※近日発行予定)
葵美術評価鑑定：全身押し形