AS20183-笹穂槍：雲林院政盛(伊勢）

笹穂槍：白鞘入り(特別保存刀剣)

銘：雲林院政盛(伊勢）　

末古刀：伊勢
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 雲林院政盛(伊勢） としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み最上研磨
刃長：1尺３寸(39.4センチ)
反り：0センチ
目釘穴：１　個
元幅：４．３２センチ
重ね：０．７３センチ
刀身重量：　６９５グラム
時代：室町時代末期
体配：身幅が広く重ねのある長寸の笹穂槍
地鉄：小杢目肌実に良く詰んで地沸が良くつき
綺麗な最良に地金となる。
刃紋：小沸出来小互の目に互の目乱れ
尖り互の目となり帽子尖って返る。

特徴：雲林院政盛(伊勢）は室町時代文明頃より
江戸時代前期まで続く刀工群で本作は室町時代の作品と言えます。　けら首がそれほど長くないので文明まではなくその時代は室町時代末期と言えます。

葵美術より一言:　笹穂槍としてはかなり大きく地金も抜群に良く瑕、欠点のない名品と言えます。伊勢の刀工は比較的大振りな作品の制作が多く本作も同様な作品です。

特別保存刀剣鑑定書(※近日発行予定)
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