AS20286-脇差: 横山加賀介藤原朝臣祐永

説明

脇差:拵え入り

銘: 横山加賀介藤原朝臣祐永
弘化二年二月日 菊紋一備陽長船士

刀工辞典:新々刀:上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来はとしては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀二重
刃長:セ41.7 ンチ
反り:1.3 センチ
目釘穴:1 個
元幅:2.83 センチ
先幅:2.04センチ
重ね:0.62 センチ
刀身重量:375 グラム
時代:江戸時代末期
体配:身幅、重ね尋常で反りが深く切先が伸びる
地鉄:小板目はだ実に良く詰んで地錵が良く付きが付き奇麗な地肌となる
刃紋:小錵出来丁字乱れ独特の菊花丁字となり足良く働き刃中、表裏に金筋が良く働く。

特徴:横山加賀介藤原朝臣祐永は横山一派の頭領でこの菊花丁字乱れを定着させてその後、多くの刀工を育てた事で知られております、
横山加賀介藤原朝臣祐永は祐平の次男であったが父の跡を継ぐ。
数多くの刀工を指導し養成した。
横山祐包、祐高、祐芳、祐利等が特に有名である。
富士見西行と云われる作品で刃区より直刃出来の富士山の麓を表しやがて雄大な
富士山を表しその先山の形態を描いて三保の松原に達し更に広がる海を描いた作品で
海を表した上部には空に浮かぶ雲を映りで表した考えられる。
江戸時代末期には多くの刀工が挑戦する。
本作は見事な富士見西行を焼き上げ、流石友成五十七代孫と称する
横山一派の総領としての貫禄ある刀工であります。
無瑕、無欠点の見事な作品です。

拵:
鍔:角形の赤銅地 魚子仕立て石目地鍔に耳を立ち上げ弓と鎧を高彫りし、金色絵をほどこす。
裏には鞭を高彫りし、金色絵をほどこす。
縁頭:赤銅石目地に草を金で描く
鞘:青貝散らし鞘
目貫:赤銅地 で龍の図柄を高彫りし、金色絵をほどこす。
小柄:鉄地に波の文様を高彫りし、金色絵をほどこす。
小刀:関兼?
葵美術より一言: 私見ですが本作の祐永の出来は破綻がなく又刃中に金筋が盛んに入
るなど彼の作品ちしては最上作に価する出来と考えます。 拵えも青貝散らしの作品で上品な作の拵えです。是非お薦めしたい見事な作品です。

保証:保存刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥356,000

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入札履歴

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最高入札者 : chad.giacomozzi

chad.giacomozzi
2020/12/24 (木) 01:29
¥356,000
wankarn
2020/12/24 (木) 01:29
¥355,000
chad.giacomozzi
2020/12/24 (木) 01:29
¥354,000
wankarn
2020/12/24 (木) 01:29
¥353,000
chad.giacomozzi
2020/12/24 (木) 01:27
¥352,000
wankarn
2020/12/23 (水) 04:42
¥351,000
willem.hermans1
2020/12/19 (土) 03:29
¥350,000
オークション開始
2020/12/17 (木) 11:09

※ = 自動入札