AS19475 刀:八鍬靖武作

説明

ご注文番号:AS19475

刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:為中山清氏八鍬靖武作
昭和四年八月五日   

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は八鍬靖武 と銘が有るとしては上作 にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ: 金着二重  
刃長:73.0センチ
反り:1.7センチ
目釘穴1個
元幅:3.24
先幅:2.43
重ね:0.78センチ
刀身重量:880グラム
時代:昭和
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深く付き
切先が延びて表裏に棒樋を彫る。
地鉄:板目肌詰んで肌立ち地錵が良く付く。
刃紋:錵出来互の目乱れ足良く入り
刃中、砂流、金筋が盛んに働く
帽子:乱れ込んで砂流が働く。

特徴:靖武は明治四十二年(1909)に山形県で生まれた刀匠。水心子正秀系、池田一光の門。
昭和十年(1935)に日本刀鍛練会に入会した所謂靖国刀匠の一人として知られる。
昭和十九年(1944)十一月に刀匠銘靖武を授名するが、間もなく終戦となり、日本刀鍛練会での作刀はわずか約三十振と少ない。
終戦後は昭和二十九年(1954)に美術刀剣製作の認可を受け、靖国刀匠の中で最も早く作刀を再開した。
昭和四十五年(1970)に靖国神社百年祭に同じくかつての靖国刀匠であった酒井寛と合作の短刀を奉納。
昭和四十八年(1973)には伊勢神宮式年遷宮御料太刀を製作。
昭和五十六年に無鑑査刀匠に認定された。昭和五十八年(1983)に没した。

葵美術より一言:本作は研磨が差し込み風で行っている為に刃紋や刃中の働きが明瞭に現れる。
本作の出来は見事であります。

保存刀剣(2021年2月発行予定)
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2020/12/13 (日) 12:18

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