AS16595 刀:無銘(志津)(第22回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS16595

刀:白鞘入り、拵え付き(第22回重要刀剣※証書は再発行)

銘:無銘(志津)池田家伝来

中古刀:大業物:最上作 美濃
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(志津)としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金無垢二重 池田家家紋
刃長:2尺3寸3分(70.6センチ)
反り:5分(1.52 センチ)
目釘穴:3個
元幅: 3.06 センチ
先幅:2.51センチ
重ね:0.7センチ
時代:南北朝時代初期頃 1342年 康永頃
体配:身幅やや広く重ねしっかりとした大磨り上げ無銘の刀。
表裏に樋を彫る。反り深く付き切先の延びた体配の良い刀。
地鉄:板目肌流れ地錵が付き地景が入り肌目が良く見てとれる。
刃紋:互の目乱れに小のたれ、尖り刃が混じり湯
走りがかかり足葉入り、匂口深く錵が良く付いて砂流金筋が長くかかる。

特徴:志津とは元来美濃の地名でありますが、
相州正宗十哲の一人である兼氏がここに存在し
志津三郎兼氏と称したことにより兼氏を指す通称であります。
彼は正宗十哲中最も師風を良く表しているが
地刃に大和風、美濃風を見せる点に個性がある。  
この作品は大摺上げながら地刃に彼の特色が見られしかも出来が良い。

拵:
鍔:6角形の鉄鍔に耳を広く立ち上げ銀で龍の図柄を描く。
縁頭:銀地で波の図柄と砕き散る波頭、
飛沫を高彫りし金の色絵をほどこす。銘:高瀬吉利 
鞘:朱塗りにひねり線模様を刻む
目貫:伊勢エビの図柄を素銅地で高彫りする。
鐺:銀地で竹の図柄を彫る。
栗形:銀地で龍の図柄を彫る。

葵美術より一言:匂口の深い互の目乱れに刃中、砂流、金筋が良くあらわれ
一見すると正宗を思わせる激しい出来で
地金も良く練れて長い金筋が良く働き、素晴らしい作品です。
拵えも朱塗りでひねりを入れ品格のある見事な作品です。
かっては大名である池田家の蔵刀であったと伝えられている。
はばきは金無垢で池田家の家紋が見事に彫られております。
中古刀最上作で大業物に指定された見事な作品で
ご家庭の家宝として次の世代に引き続けて欲しい作品です。

重要刀剣※証書は再発行されております。
葵美術正真鑑定書:全身押し形


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2020/12/12 (土) 12:41

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