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オークション開始
2020/12/08 (火) 14:02 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS19415
刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘:下総大掾藤原兼正
越前住
藤代刀工辞典:新刀:中作:業物:越前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 上々作 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長: 62.2 センチ
反り: 1.3 センチ
目釘穴: 1個
元幅: 2.9センチ
先幅:2、21 センチ
重ね: 0.64 センチ
刀身重量: 615グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:身幅、重ね頃合いで反り適度につき鋒が伸びる寛永体配
地鉄:板目肌、肌たち地沸がつき地景が入る。表に一部には細かな小瑕が見て取れる。
刃紋:刃区より互の目乱れとなり、先に向かい
匂口の深い大互の目乱れとなり、刃中、砂流、金筋が働く。
帽子:沸出来匂口深く丸く返る。
特徴:下総大掾藤原兼正は越前の刀工で服部吉兵衛と称し関兼法5代孫という
近江彦根に住す。 越前で活躍し初代助広や越前の播磨大掾重高の上出来の作風に酷似する。
拵:
鍔:円形の鉄鍔に紋様を刻む
縁頭:赤銅地で車と花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で花の図柄を彫る。
葵美術より一言:本作は下総大掾藤原兼正の出来の良い作品で
匂口の深い互の目乱れを焼き上げ、
刃中の働きが横溢で砂流、金筋が良く働く。
時代背景: 江戸時代となり平和な時代背景とともに刀剣の需要が激減しどの刀工もより観賞に耐える作品を制作する時代となった。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
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