AS17082-刀:一肥前国出羽守行広(初代)

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 一肥前国出羽守行広(初代)

刀工辞典:新刀:上作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 一肥前国出羽守行広(初代) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 上々研磨
はばき:金着一重一重
刃長:70.6 センチ
反り: 2.0 センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 2.94 センチ
先幅: 2.05 センチ
重ね: 0.68 センチ
刀身重量: 690 グラム
時代:江戸時代 寬文の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りが深くつき、
鋒が伸びた体配の良い姿をした作品
地鉄:小板目肌実に良く練れて地沸が付き
精良な肥前独特の小糠肌となる。
刃紋:刃区より直刃、その先夏雲に浮かぶ積乱雲に
稲妻が走る模様を描いた作品で刃中に湧き上がる雲と
刃中に稲妻が走る模様を匂口の深い互の目乱れに描く。

特徴:一肥前国出羽守行広(初代)は初代正広の弟で黒兵衛と称し慶安3年に和蘭鉄を学ぶ。この時32歳正保5年に出羽守を受領し寬文3年に出羽守を受領する。
天和3年5月に没する。行年66歳。

葵美術より一言:私見では新刀鍛冶の中で最も評価ができる刀工に正広がおります。初代の弟に 行広がおります。
行広は和蘭鉄に魅力を感じて当時貴重であった和蘭鉄を学び
彼独特な作品を制作する事となります。
銘に和蘭鉄と銘を切り誇るところがあります。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2020/12/05 (土) 10:10

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