AS09200-脇差:兼房

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘: 兼房

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
刀工辞典:未子刀:中上作:美濃
本作の出来は 兼房 としては上にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀二重
刃長: 37・9センチ
反り: 0.6センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 3.04 センチ
重ね: 0.56 センチ
刀身重量: 295グラム
時代:室町時代末期 天正頃
体配:身幅が広く重ね尋常で反りが付き、大振りの平打脇差
地鉄:板目肌練れて肌立ち地沸が付き肌目が良くみて取れる。
刃紋:沸出 来互の目乱れとなり物打ち付近から先は
更に激しく乱れて皆焼風となり帽子は丸く反り鋒にかけて
砂流、葉、掃掛が働く。

特徴:本作 の兼房は室町時代後期の作品で
身幅が広く大振りである。
兼房は善定一派の流れを組んだ刀工群で
美濃では大きな流れを汲んだ刀工です。
初代は永禄頃に始まり河村京三郎と名乗りのちに清左衛門と変える。弘治2年に兄より善定家の総領職を譲られる。
本作はその2代銘かは不明ですが兼房は何人かいた様です。

拵:突兵風の銀一昨拵え
鍔:素銅地、はみ出し鍔に紋様を刻む
縁頭:鐺:銀地に花の紋様を高彫りする。
鞘:黒地にひねりを刻み家紋を黒で影絵を描く
目貫:銀地で家紋を高彫する
小柄:赤銅魚子地にお寺の門柱と三日月を黒く赤銅で描く
しめ縄が門柱についているところからおめでたい日と考えられ
状態も良い
小刀:草の倶利伽羅彫る。 銘相州住貞宗と銘がある。
葵美術 より一言 :大振りの豪壮な感じを受ける作品で野趣に富んだ互の目乱れに激しく刃紋が働き
刃中の砂流が働き一部細かな金筋が働く見事な作品です。

葵美術正真鑑定書
保存刀剣鑑定書
全身押し形


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2020/11/22 (日) 13:23

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