AS20301-刀:筑州住宗弘宗勉作(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS20301

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:筑州住宗弘宗勉作(無鑑査刀匠)
昭和甲子年二月吉日(昭和59年)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は筑州住宗弘宗勉としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み 最上
はばき:銀二重
刃長:71.8センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.35センチ
先幅:2.46センチ
重ね:0.67 センチ
刀身重量:850 グラム
時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度に付き切先が伸びる体配の良い作品です。
地鉄:小板目に板目肌良く練れて地錵が良く付きが付き細かな地景が入る
刃紋:錵出来、匂口の深い互の目乱れを刃区より
横手まで華やかに焼き上げ足良く入り
刃中、砂流し、金筋が刃にそって働く。帽子乱れ込む

特徴:宗勉(そう つとむ)は昭和二年(1927)生まれの福岡県福岡市の刀匠。
小宮四郎國光に学んだ実父、宗正光(宗弘)に学んだ。
昭和三十年(1955)より作刀技術発表会(現在の新作名刀展)に出品、
数々の受賞を重ね、現代刀作家の最高位で 
ある無鑑査刀匠の一人である。新作名刀展では特賞を数多く受賞しております。
相州伝清麿写し、備前伝、助広写しなどの作品は本科に見間違う出来で評価の高い刀工です。
残念ながら平成27年二月88歳でお亡くなりになりました。

葵美術より一言:本作の宗勉は父親の宗弘との合作刀で特に出来が良い
筑州住宗勉は大正十五年生まで戦後、叔父宗正光師に就いて修業し、数多くの賞を獲得する。
文化庁長官賞、毎日新聞社賞、薫山賞、理事長賞、優秀賞、努力賞入選
宗勉は数多くの賞を獲得し無鑑査刀匠として活躍しておりました
努力賞3回、新作名刀展奨励賞1回、努力賞6回を獲得し無鑑査刀匠として活躍されました。
本作は父親と息子の合作刀で流石に出来が良く明るく冴えた匂口の深い互の目乱れとなり刃中には砂流し
金筋が良く働く。出来は新刀河内守国助2代の傑作刀に似る
但し切先が伸びるの刃紋は乱れ込んで魅力のある作品です。 
刃中の砂流し、金筋は素晴らしく明るく冴えております。
この名品を是非お薦めしたい作品です。

特別保存刀剣(※近日発行予定)
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2023/04/21 (金) 12:52

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