AS20218-刀:無銘(兼岩)

説明

刀:白鞘入り(保存会鑑定)

銘:無銘(兼岩)

鞘書:大和国当麻友行
長二尺六寸有之磨上無銘也 代金二百枚
明治二十九年丙申審定記之
本阿弥親善

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(兼岩)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着せ一重
刃長:75.3センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:2.92センチ
先幅:1.98センチ
重ね0.67:センチ
刀身重量: 715グラム
時代:室町時代末期頃
体配:長寸で身幅。重ね尋常な反り浅く付き切先が伸びる。
地鉄:板目肌に杢目肌が良く練れて地錵が良く付き
肌目が良く見てとれる。
鎬地:地鉄と同様な地金となる。
刃紋:錵出来、刃区より直刃、その先互の目乱れに
尖り互の目乱れが混じり刃中、細かな砂流し金筋が働く。
帽子:乱れ込んで先尖りごころに掃掛け金筋が働く。

特徴:兼岩は室町時代末期に活躍した美濃の刀工群の一派で
本作は室町時代末期の作品と考えられます。  
末関と呼称され美濃では数多くの作品が制作されました。
本作は肌目が良く見てとれる作品で鎬地も同様な地金をしており
一見古く見えますが体配が時代が下がります。 
刃中には砂流し。金筋が刃紋に沿ってよく働き
切先が伸びるも同様に働く。  
鞘書に書かれた大和国当麻友行は参考程度にしておいて下さい。
長寸であり鑑賞刀として居合い刀として肌物の刀を是非お薦め致します。

時代背景:室町時代 戦国時代

保存会鑑定
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2020/11/14 (土) 10:32

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