AS20409-刀:守家(平高田)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き
銘:守家(平高田)  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 守家(平高田) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:金着一重
刃長: 62.8センチ
反り: 2.4センチ
目釘穴: 1 個
元幅:2.85センチ
先幅:1.86 センチ
重ね: 0.67センチ
刀身重量: 495グラム
時代:室町時代 応仁1467年
体配:身幅、重ね尋常で表裏に棒樋を彫り反りが深くつき帽子やや伸びた優美な体配をした作品。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が混じり地沸が付き白気映りが現れる。
刃紋:小沸出来小互の目乱れに小尖り互の目が混じり帽子、乱れ込んで先尖って返る。

特徴:本作の守家は室町時代中期応仁(1467年)頃(550年前)に活躍した刀工です。当時室町時代は戦国時代であり多くの大名間で戦闘が行われていた。 やがて戦闘方法も変化し馬上ではなく地上でお互いが戦う方法へと変化していきました。それのともない、日本刀も扱いやい長さと体配が制作される様になりました。すなわち長さが2尺近辺で茎が短く反りのある作品が主流となったのです。本作は長さもこの片手打ちと称する体配です。

拵:
鍔:楕円形の薄手の鍔で大きく透かしをいれた古刀匠と思われる鍔で室町時代の作品と考えられます
縁頭:鉄地に馬を数頭高彫する。
鞘:黒露色鞘  かなり時代を経た為黒漆は赤身を帯びている
目貫:赤銅地で龍の図柄を高彫する。
 
葵美術より一言:時代の古い平高田で守家の出来の良い作品です。 余程大切に保存されてきたと考えられ銘がしっかりと刻まれ鑢目もしっかりと残り目釘1個と550年を経過したとは思えないよくできた作品 といえます。拵えもよくできております是非おすすめしたい見事な作品です。 

特別保存鑑定書
全身押し型


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2020/11/13 (金) 13:12

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