AS20337-刀:肥前住播磨大掾藤原忠国

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)
銘: 肥前住播磨大掾藤原忠国

新刀:上作:業物:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前住播磨大掾藤原忠国としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀着二重ハバキ
刃長:67.2センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.03センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.71センチ
刀身重量: 700グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:身幅やや広く重ね厚く反り適度に付き
切先がのびた体配の良い寛永頃の体配をした刀
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き綺麗な肥前地金、小糠肌となる。
刃紋:刃区より錵出来小丁字乱れとなり上に行くにしたがい大丁字乱れとなり
匂口が深く、足、葉盛んに働き刃中、細かな砂流、金筋が良く働く。
帽子匂口深く丸く返る。

特徴:肥前住播磨大掾藤原忠国は初代から三代迄続く。
本作はその初代に当たり初代忠国は初代忠吉の門。慶長三年(1598)に生まれた。
父は本名を橋本六郎左衛門といい、初代広貞である国広の弟として生まれ、
初銘を肥前国住人広則と銘し、後に吉家と改銘した刀工。
忠国は寛永十一年(1634年) 三十七歳で播磨大掾を受領して忠国と改銘、
同時に小城藩の抱工となる。肥前に住し、播磨大掾藤原忠国と銘し、
後に播磨守と改銘。晩年には入道して休鉄と号した。
元禄四年(1691年)九十四歳にて没した。新刀上作に列せられている。
茎に菊紋を切ったものもある。匂口の深い互の目乱を得意とする技倆の極めて優れた刀工である。

拵:
鍔:円形に刻みを入れた鉄鍔に菊の花を透かす。京透かし鍔。
縁頭:赤銅魚魚子地に花の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘に青貝散らし
目貫:赤銅で龍の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作の初代播磨大掾藤原忠国は地金も良く
また匂口の深い丁字乱れは抜群の出来で刃紋は鎬地に達する勢いがあり
刃中の働きは見事です。拵付はまずまずで良くあっております。

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2020/11/11 (水) 11:05

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