AS20419-脇差:肥前国陸奥守忠吉(三代)

説明

脇差:白鞘入り(第26回重要刀剣)

銘: 肥前国陸奥守忠吉(三代)

刀工辞典:新刀:上々作:最上大業物:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥前国陸奥守忠吉 としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み 最上研磨
はばき:金着一重
刃長:53.0センチ
反り:0.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.27センチ
先幅:2.43センチ
重ね:0.73センチ
刀身重量: 635グラム
時代:江戸時代万治の頃
体配:身幅が3.27cm,重ね暑くがっしりとした作品で
反り適度につき大鋒の豪壮な体配をした脇差です。
地鉄:小板目肌無類によく詰んで地沸が付き細かな地景が入る。
鎬地:小板目肌よく練れて小杢目肌が混じる。
刃紋:小沸出来匂口が深く中直刃出来で
小足が刃縁柔らかく付き明るく冴えて朝霧の煙る風情をした
作品で帽子尖り心に丸く返る。 刃中には金筋が働く。

特徴:肥前国陸奥守忠吉は二代忠広の嫡子、
忠吉三代目にして新三郎と称し万治3年10
月陸奥大掾を受領し寛文元年8月に陸奥守に転ずる。
貞亨3年正月2月に没す。
生前は二代忠広の代作をこなした為と短命であった為彼の制
作本数
は極めて少なく又出来が良い為愛刀家垂涎の作品といわれている。
特に地金の鍛えは極めて良く肥前刀の中で最も評価されている。
本作は抜群の地景の混じった地金の良さと破綻のない見事な直刃出来に足、
葉が柔らかくは入り帽子は小丸帽子に葉が柔らかく働いている。
正に見事な生茎の素晴らしい作品であります。

葵美術より一言 三代肥前国陸奥守忠吉の最上傑作刀で抜群の地金でよく摘んだ小板目
肌が美しい。 刃先は奉書紙を破いた時の柔らかな作品です。一件すると井上真改によく似た 風情を感じさせる。肥前刀では最も上手な刀工として知られ特に地金は抜群によく練れて
肥前独特の小貫肌となり細かな地景が入る。 刃紋は得意の中直刃w焼き刃中の働きが横溢で朝霧の煙る様を見て取れる。 刃中に金筋が長く入りまさに特筆できる見事な作品です。
帽子は品がよく匂口の深い絞った丸い帽子で匂口の深い作品です。
第26回目に重要刀剣に指定された作品です。
この名品を是非逃さないでください。

第26回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2020/11/07 (土) 10:59

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