入札履歴
このオークションは終了しました。
最高入札者 : 1936
1936
2020/11/11 (水) 11:58 |
¥850,000 |
オークション開始
2020/11/06 (金) 10:34 |
※ = 自動入札
刀(脇差):白鞘入り(特別保存刀剣)※登録証は刀、証書では脇差
銘: 肥州河内守藤氏正広(二代)
新刀:上作:
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥州河内守藤氏正広としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:60.0センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.25センチ
先幅:2.23センチ
重ね:0.75センチ
刀身重量:700グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:身幅幅が3.25cmと広く重ね厚く
がっしりとした作品で反りやや深く鋒が伸びた体配の良い豪壮な
作品です。
地鉄:小板目肌実によく詰んで地沸がつき、地景が入り
肥前刀独特の小糠肌となる。
刃紋:刃区より直刃、その先匂口の深い互の目乱れ大互の目乱れとなり刃中、砂流、金筋が盛んに働く。
特徴:初代の河内大掾正広の息子である正広は家督を相続し二代を名乗る。
寬文五年二月五日彼が39歳の時に父初代正広は没している。
そして同年4月13日に河内守に転じております。
元禄12年に亡くなる。
葵美術より一言:初代の正広は息子に刀剣の鍛錬技術を教えその技量は父親の作品とは
何ら劣ることはなかった。
空に浮かぶ夏の積乱雲を模して制作し
刃中に稲妻、稲光が見て取れる見事な作品を一貫して制作
しております。その激しい出来は圧倒される作品で
私見では刀工辞典では上作となっておりますが
上々作ないしは最上作として評価されても良いのではないかと考えます。身幅が広く重ねの厚いがっしりとした作品で夏雲に浮かぶ積乱雲に稲妻、金筋が働くこの傑作刀で銘が藤氏となった珍しい作品 を是非ご紹介したいと考えます。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
落札価格:¥850,000
このオークションは終了しました。
最高入札者 : 1936
1936
2020/11/11 (水) 11:58 |
¥850,000 |
オークション開始
2020/11/06 (金) 10:34 |
※ = 自動入札