AS20415-脇差:無銘(長船師景)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:無銘(長船師景)

鞘書:大刷り上無銘 吉岡一文字
刃長壱尺八寸有 昭和壬子年初夏吉日 寒山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(長船師景 )としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:54.8センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:288センチ
先幅:1.85センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量: 500グラム
時代:南北朝 康暦 1379年
体配:大擦り上げ無銘で身幅、重ね尋常な反りが深く
鋒が伸びた優美な体配をした作品です。
地鉄:小板目肌実によく詰んで地沸がつき
丁子映りがよくあらわれる。
鎬地:柾目がよく流れる。
刃紋:小沸出来、匂出来風の丁子乱れがよく働き
小足が柔らかく葉が出て明るく冴え、帽子みだれ込む。
刃中、砂流、金筋がよく働き

特徴:大宮一派で初代盛景の子で丁子乱れの名人。
応永15年頃から嘉吉迄を二代と称されている。
寒山博士の鞘書では吉岡一文字と鞘書きされているが
帽子のはっきりとした乱れ込み、帽子と刃文のややはっきりとした状態や鎬地の柾目から一文字と捉えるのはやや難しいと考えられ刀剣博物館で極められた長船師景はより正しいと考えられます。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に桐の葉を透かした洒落た鍔
鐺:鉄地に牡丹の図柄をえがく
縁頭:鉄地に植物の葉を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:鮫鞘
目貫:赤銅地で桐紋を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:鉄地に川の流れ、蟹、ススキと思われる図柄を高彫し金で色絵をほどこす
馬針:鉄地に藤と思われる図柄を銀や真鍮で色絵をほどこす。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2020/11/04 (水) 14:00

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