AS19009-銘:吉家(室町後期)

説明

脇差:拵入り(保存刀剣)

銘: 吉家(室町後期)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 吉家(時代室町後期) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:49.6センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:2.77センチ
先幅:2.01センチ
重ね:0.67センチ
刀身重量: 455グラム
時代:室町時代後期
体配:2寸ほど擦り上げられているが銘は完全に残り身幅、重ね尋常なそりの深い鋒の伸びた体配の良い作品です。
A
地鉄:小板目肌の杢目肌が混じり地沸がつき、地景が入り白気映りがあらわれる。
刃紋:沸出来互の目乱れに尖り互の目乱れが混じり細かな砂流、金筋が働く
帽子:野田れて丸く返る。
特徴:本作の吉家は越前あたりの刀工で室町時代中期から末期にかけて活躍した刀工と
考えられます。 吉家は数多く存在するが一文字系統の作品とは異なり、北國の出来です。

拵:
鍔:赤銅磨き地で波模様の透かしを入れる。
縁頭:赤銅石目地で武者と川の流れと馬を高彫し
金で色絵をほどこす。
鞘:黒色鞘
目貫:龍を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に川を飛び回る鴨と葦の葉を高彫し金で色絵をほどこす
小刀:関兼光と名がある
笄:赤銅魚子地に糸を丸めた図柄を高彫する。

葵美術より一言:制作年代が古く室町時代永正頃の作品と考えられ約520年以前に
作られた作品で擦上ながれ出来がよく健全であります。
また脇差についている拵えが素晴らしく評価のできる拵えです。
きちんとしておりますので是非お勧めしたい一振りです。

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全身押し形


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2020/11/04 (水) 11:40

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