AS20430 短刀:兼房

説明

ご注文番号:AS20430

短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:兼房

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は兼房としては最上作にランクされる作品です。
上上研磨済み
はばき:金着二重
刃長:9寸8分(29.67センチ)
反り:1分(0.3センチ)
目釘穴:2個
元幅:2.66センチ
重ね:0.47センチ
時代:室町時代末期
体配:身幅やや広め重ねしっかりとして
表裏に棒樋と添樋を彫り体配の良い姿をした短刀です。
地鉄:板目肌肌立ち地錵が付き淡い白気映りが立つ。
刃紋:小錵出来、匂出来風となり
高低のある互の目乱れとなり帽子尖って返る。

特徴:兼房は末関を代表する刀工の一人で
当時相当評価された刀工であったと考えられます。
兼房には明らかに何人かの銘切り師がいた様である。

拵:
鍔:赤銅魚魚子地に波の図柄を高彫りしする。
縁頭:四分一地で海岸から見て取れる松の木、
雲と月、遠方に船のず鳥居等を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒石目地鞘 地には漆で椀の文様を描く。
後部には亀の図柄を金無垢で高彫りする。
目貫:百姓と思われる人物が木を担ぐ図。金無垢?
鐺:赤銅魚魚子地に川辺に咲く木と
それに佇む白鷺と思われる鳥を高彫りし金の色絵をほどこす。
小柄:赤銅魚子地に竹を運ぶ人物を高彫りする。
小刀:銘:田代源一兼元作 
栗方:赤銅地に葦の木と飛ぶ鳥の図柄を高彫りし素銅地と銀で描く。

葵美術より一言:兼房はかなり評価されていた理由は拵えにかなり金額の掛かったと
想像される拵えが付いているのです。 

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2020/11/03 (火) 11:52

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