AS20173-刀:無銘

刀:拵え入り

銘: 無銘

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘 としては普通作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長: 66.3センチ
反り: 1.4センチ
目釘穴: 2 個
元幅: 2.98 センチ
先幅: 2.17 センチ
重ね: 0.57 センチ
刀身重量: 655グラム
時代:不明
体配:擦り上げ無銘で身幅、重ね尋常な
反り深くつき鋒が伸びる。
地鉄:小板目肌よく練れ地沸がつく
刃紋:沸出来丸みを帯びた互の目乱れ

特徴:一見私見では綾杉肌を思わせる作品ですが
ひょっとすると焼け身の作品を再度焼き入れをほどこした作品とも考えられます。
あまりにも変わり出来の作品です。

拵:
鍔:円形の鉄地に文様を透かす。
縁頭:鉄地に矢尻を銀で高彫する。
鐺:鉄地に矢尻を銀で高彫する
鞘:黒さや
目貫:龍の図柄を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす
拵えは面白いデザインで鉄地に矢尻を銀で高彫する。

葵美術評価鑑定書:全身押し形