AS20387-刀:雲州高橋長信作

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 雲州高橋長信作
安政五年八月吉日

新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 雲州高橋長信 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:69.7センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.06センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.66センチ
刀身重量: 725グラム
時代:江戸時代末期安政五年(1859年)
体配:身幅が広く重ねやや厚く鋒が伸びた反りのある
体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸が付き綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来、刃区より直刃 、
その先丁子乱れに互の目乱れが混じり鎬地に達する勢いのある
刃文となる。 帽子は乱れ込んでおりますが一枚風に小鎬に達しております。

特徴: 雲州高橋長信は文政13年出雲五代冬広(高橋量助)の門人となりのちに養子となる。
天保14年に若狭守冬広17代を継ぐ高橋理平衛と称し
松江藩の刀工となる。藩命により江戸に出て長運歳綱俊の門人となり天保末期には江戸麹町平河町に住む。のち嘉永5年に帰藩した明治12年5月20日64歳で亡くなる。晩年慶應2年五十一歳の時に聾となり茎に聾司藤原長信と切る作品がある。出来は相州伝風の互の目乱れが多く師匠の綱俊を超えた作品が多い。

葵美術より一言:本作は相州伝風の大互の目に丁子乱れが混じり鎬筋に達する激しい出
来となり長信の傑作と言えます。いまだ生刃が残り茎の色もまだ完全に錆びていない状態の頗る良好な現代刀をおもわせる最上の状態であります。 茎にも油をほどこし末永く保存を願いたい作品で

是非お勧めいたします。 鑢目は勝手上がりなのは

左利きであったと言われている。 大変珍しい

新新刀で生刃が残る健全な作品は珍しく肉置きはハ

マグリの表面を思わせ丸みが付いております。

覇気に富んだ名品と言えます。

全身押し型
葵美術正真鑑定書
特別保存刀剣鑑定書


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2020/10/31 (土) 10:47

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