AS20148-籠槍: 包重作

説明

籠槍:拵え入り

銘: 包重作

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は包重作としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長: 23.8 センチ
反り: 0.0 センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 2.75センチ
重ね: 0.7 センチ
刀身重量: 230グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:笹穂槍と称される珍しい槍で丸みを帯びて
笹穂に似た作品です。大変肉置きがよくしっかりとしております。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつき綺麗な大阪地金となる。
裏面に刃区近辺に地荒れがあるのは惜しまれます。
刃紋:沸出来直刃に小互の目乱れが混じり
砂流、細かな金筋が働く。

特徴:地鉄から大阪地金に近く陸奥守包重によく似た作品です。

拵:籠槍と称される短めの槍です。

葵美術より一言:本作は籠槍と称し侍が籠に乗りながら旅を続ける際
突然の攻撃に対して向かう場合その籠槍をとって戦う
必要が出てきたのでこの様の武器が必要となった。
また槍が単なる素槍ではなく豪華な笹穂やりであるのが
すばららしい。当時の侍の用心深さがでており
余程高禄を食む人物であったと考えられるのです。

葵美術評価鑑定書:全身押し形

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オークション開始
2020/10/28 (水) 11:12

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