AS20366-刀:無銘(了久信)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:無銘(了久信)

古刀:上作:延慶:山城                            
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 無銘(了久信)としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:銀と金着二重はばき
刃長:65.3センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.78センチ
先幅:1.91センチ
重ね:0.65センチ
時代:鎌倉時代後期 延慶 1308年
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常な
反りやや深く切先がやや延びた体配の良い作品
地鉄:板目肌の小杢目肌が混じり地錵が付き地景が入り映りが鮮明に現れる
鎬地:板目肌に杢目が混じり鎬地広く地金は地と同様で恐らく無垢鍛えであろうと考えます。
刃紋:小錵出来直刃に二重刃が混じり明るく冴えて刃中、葉が柔らかく働く
帽子:丸く潤み御頃に丸く先掃掛て返る

特徴:了戒久信は了戒の子供で作柄は全て
了戒の作と同じで来一派の作品にも良く似ている。
来一派の流れを汲んでおり最も作風と年代が古いのが
この了戒久信で特に秀でた作品と言えます

拵:
鍔:円形の鉄鍔に耳を立ち上げ刻みを入れ
地には8頭の群馬を高彫りし金の色絵をほどこす。
裏には這龍を高彫りし金の色絵をほどこす。
縁頭:鉄地に軍配と房を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒石目地鞘
目貫:大振りの弓を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:地金の美しい作品で映りが良く現れて
直刃出来に二重刃が混じり、品格の良い山城の地金となり
何本かは重要刀剣に指定されております。 落ち着いた品格のある
出来の優れた作品ですので是非お求め下さい。
700年以上経過した作品でありながら
状態は良く大名物として伝わった作品といえます。
拵えは状態も良く出来の良い作品です。

葵美術評価鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
全身押し形


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2020/10/23 (金) 11:44

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