AS18296-刀:無銘 (伝 為継)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘 (伝 為継)  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘 伝(為継)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着せ一重
刃長:66.5センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:3個内2個埋め
元幅:3.09センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量:590 グラム
時代:南北朝時代
体配:大摺上無銘無銘で表裏に棒樋を彫り
身幅、重ね尋常な反りやや深く切先が伸びるが延びる。
地鉄:板目肌、肌立ち地錵が良く付きが付き地景が働く
刃紋:錵出来互の目乱れとなり之たれが掛かり
刃中、二重刃があり砂流し、金筋が長く働く。
特徴: 飛焼きが入り野趣に飛んで地金は黒味のする地鉄で鞘書に書かれた相模國貞宗と書かれているのも必ずしも間違いとは言えません。 
帽子丸く返り先錵が掃掛け風に柔らかく包み込む。

特徴:為継は通説、郷義弘の子で、則重に師事したと伝えているが、年代的な点にはなお検討の余地が有るとされる。延文二年(1357)及び応安二年(1369)紀で「越前国藤原為継」銘の作が押し形に見られ、また実存する作に応安七年紀で「濃州住藤原為継銘の作があることから、応安二年より同七年(1374)の間に越前より美濃に移住した事が分かる。

拵:太刀拵え付き
 梨地に桐紋を金色絵で高蒔絵をほどこす。
本作の太刀拵えは時代はそれほど古くは有りませんがしっかりと出来ており制作金額は相当なものになると考えます

葵美術より一言:為継と鑑定された作品ですが貞宗風の雰囲気を持ち合わせ刃中の働きは飽きの来ない相州伝の作品です

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2020/10/22 (木) 15:47

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