AS20312 短刀:以栄国寺古鉄正光作之

説明

ご注文番号:AS20312

短刀:白鞘入り

銘:以栄国寺古鉄正光作之
昭和六十二年八月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は正光としては上作にランクされる作品です。
はばき:素銅地一重
刃長: 29.5 センチ
反り: 0.2 センチ
目釘穴:1 個
元幅: 2.97センチ
重ね: 0.62センチ
刀身重量: 225 グラム
時代:昭和62年 1987年
体配:身幅が広く重ね厚く生刃がしっかりと残り長めの短刀となる。
地鉄:小板目肌詰んで無地肌となる。
刃紋:錵出来表裏の刃紋が揃った互の目乱れで
帽子小丸に返り焼き下げる。

特徴:正光は香川県の刀工で藤沢良吉と称し入選を数回はたしております。
本作は西山浄土宗のお寺の栄国寺は、尾張徳川家の庇護の下、
存続し、明治大正昭和と伝統が受け継がれる。
太平洋戦争1945年の名古屋爆撃の際、栄国寺周辺は、
焼夷弾の被害がなかったという奇跡が伝えられている。
キリシタン弾圧のキリシタンの信者に対して寛容であり
また徳川幕府からの処刑に合った信者を葬ったとされ
信者からは宗教の違いを超えて、
時折お寺からはキリスト教徒による賛美歌が流れてくると言われております。
正光は栄國寺の古鉄や釘などを用いてこの短刀を制作したのです。
鉄質が異なり自家製鉄で制作した努力や痕跡が伺える作品と言えます。

時代背景:昭和62年4月13日となりのトトロが制作される。

葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2020/10/20 (火) 15:24

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