AS20287-刀:肥後国住赤松太郎兼裕作

説明

刀:白鞘入り

銘:肥後国住赤松太郎兼裕作
丁卯年三月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥後国住赤松太郎兼裕としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金色絵一重鎺
刃長:74.3センチ
反り:1.8 センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.59 センチ
先幅:3.14 センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量: 895グラム
時代:現代(1987)
体配:身幅が3.59cmと広く重ね厚く
がっしりとした作品で反りが付き、表裏に棒樋を彫り
大切先となり、豪快な体配をした作品。
地鉄:小板目良く詰んだ黒味のする九州地金
刃紋:小錵出来丁字乱れに互の目乱れが交じり
小足が入り砂流し、金筋が働く。
帽子乱れ込んで先尖りご頃に返る。

特徴:赤松太郎兼裕の本名は木村馨と称し、昭和36年に熊本で生まれ、
熊本県八代市に於いて制作されておられます。 
特に清麿写しの作品が多く、出来は豪壮な身幅広く
大切先となる作風は海外からも注目を浴びておられます。
新作刀展に於いては優秀賞、努力賞を獲得しております。
兄弟には兼嗣、兼照がおり、自家製鉄で刀剣を制作している為
通常の刀剣博物館で制作したたたら製鉄とはかなり
異なり黒味を帯びた九州地金となります。 

葵美術より一言:赤松太郎は豪壮な作品を制作する事で良く知られております。
地金も黒味のする自家製鉄で制作した地金を使用して制作された作品です。
表裏に棒樋をほっている為比較的重量も少なく取り扱いやすい作品と言えます。
丁字乱れに互の目乱れが混じった彼の傑作作品と言えます。
是非お薦めしたい一振りです。赤松太郎兼裕の傑作です。

葵美術正真鑑定書
全身押し形

落札価格:¥600,000

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入札履歴

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最高入札者 : jtwoodlake

jtwoodlake
2020/10/23 (金) 10:22
¥600,000
オークション開始
2020/10/16 (金) 10:54

※ = 自動入札