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オークション開始
2025/01/10 (金) 11:15 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り、箱付き(特別保存刀剣)(人間国宝)
銘: 傘笠両山子正峯作之
昇竜剣応岡部英男氏需 昭和己未年八月廿日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来としては上作にランクされる作品です。
鎺: 金着二重
刃長: 75.4センチ
反り: 3.0センチ
目釘穴: 1個
元幅: 3.5センチ
先幅: 2.56センチ
重ね: 0.8センチ
刀剣重量: 935グラム
時代: 現代
体配: 身幅が広く重ね厚く、表裏に棒樋を彫り、反りが深くつき鋒やや伸びる。
地鉄: 非常によく積んだ精良な地鉄となる。
刃紋: 沸出来。匂口深く付き、互の目乱れとなり、明るく冴えた互の目乱れとなり帽子乱れ込む。
特徴:
隅谷正峯は本名隅谷與一郎と称し、1941年立命館大学機械工学科を卒業と同時に刀匠・桜井正幸に入門した。
日本刀鍛錬所傘笠亭(さんりゅうてい)を松任市に開いて多くの作品を制作した。
昭和40年代には新作刀最高賞である「正宗賞」を3度受賞し、1981年4月20日に「人間国宝」に認定され、
1981年には重要無形文化財「日本刀」保持者として認定された。
地金の研究も行い、自家製の製鉄制作が行われ、それを鍛錬して隅谷丁子と呼ばれる独特の丁子乱れを完成させた。
皇室関係者の作刀も手掛け、彼が製作した守り刀が天皇陛下に献上された。
平成10年12月12日に逝去し、享年77歳。
この作品は正峯氏が連続に受賞していた時期で最も脂が乗っていた時期の作品です。ご存知のように無監査または最も重要な人間国宝の手前の時期は最高度に緊張する時期で、最も優れた作品を出す時期なのです。 本作は姿も鎌倉時代の作品に似ており研磨も最高の技術で行われた作品でよい地鉄が引き出され刃紋も同様に明るく冴えた作賓です。 今後大切に手入れが行われ驚くほどの名品として1000年後に輝きを表して欲しいものです 堂々としており、ぜひお勧めしたい作品です。
箱付き
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
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