AS20345 刀:肥後国住赤松太郎兼裕作

説明

刀:白鞘入り、箱付き

銘:肥後国住赤松太郎兼裕作
乙亥年四月吉日(きのとい 平成7年 1995年)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 赤松太郎兼裕としては上々作と鑑定します
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:71.4センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:3.58センチ
先幅:3.19センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量: 830グラム
時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深く付き切先が伸び表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌に柾がかり良くつんでいるのは
自家製鉄によって制作した刀剣であります。
刃紋:匂出来風に互の目乱れ、丁字乱れが良く働き帽子乱れ込む。

特徴:赤松太郎兼裕の本名は木村馨と称し、昭和36年に熊本で生まれ、
熊本県八代市に於いて制作されておられます。
特に清麿写しの作品が多く、出来は豪壮な身幅広く
大切先となる作風は海外からも注目を浴びておられます。
新作刀展に於いては優秀賞、努力賞を獲得しております。
兄弟には兼嗣、兼照がおり、自家製鉄で刀剣を制作している為
通常の刀剣博物館で制作したたたら製鉄とはかなり
異なり黒味を帯びた九州地金となります。
常に前を見つめて制作する努力の結晶といって良い作品で
研磨も良くなされている見事な作品です。
身幅広く大切先の豪快な作品を是非御薦め致します。

葵美術より一言;赤松太郎兼裕は身幅が広く重ねの厚い長寸で
大切先の作品を好んで制作する。
地鉄は自家製鉄に徹しとくに清麿写しには定評があります。
熊本県は元々堂々とした作品を制作する習慣があり
他に源盛吉なども同様な作品を制作する。
自家製鉄の作品が独特な地金が研究されてより優れた鉄、
熱の感度などが研究されより優れた作品が制作される様になったと考えられます。
まずは豪壮な作品を是非お求め下さい。

時代背景:平成10年7月4日
日本初のk製探査機 のぞみが打ち上げられ成功する。

葵美術正真鑑定書 :全身押し型

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2020/10/06 (火) 10:22

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