AS17669-脇差:信濃大掾藤原忠国

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き
銘:信濃大掾藤原忠国
貞享四年二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は信濃大掾藤原忠国としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地に赤銅二重はばき。
刃長:1尺9寸6分(59.4センチ)
反り:4分(1.21センチ)
目釘穴:1個
元幅:2.97センチ
先幅:2.00センチ
重ね:0.65センチ
時代:江戸時代貞亨頃(1687年) じょうきょう
体配:ほぼ刀のサイズをした長寸の脇差で
身幅も広く重ねのしっかりとした切先の延びた作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き綺麗な地肌となる。
刃紋:錵出来刃区より直刃で、その先中程から
大きくのたれが二つ大きな波として現れる。
帽子、丸く返る。

特徴:信濃大掾藤原忠国は初代が寛永頃として
因幡の刀工で8代迄続く。本作はその二代に当たり
八郎大夫と称する。亨保5年11月に70歳で亡くなる。

拵:
鞘:黒呂色鞘
縁頭:鉄地銀で文様を描く
鍔:木爪型鉄鍔に耳を立ち上げ景色の図柄を金で布目象嵌
若芝一派 江戸時代中期
目貫:赤銅地で花の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作は刀といって良い長寸の脇差で
一見すると千子一派村正を思わせる刃紋を焼く。

葵美術評価鑑定書
全身押し形

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2020/10/04 (日) 12:34

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