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このオークションは終了しました。
入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2024/09/29 (日) 14:03 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り (特別保存刀剣)
銘:備前介宗次作之 応藤井直礼需
文久元年八月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は固山宗次としては上々作にランクされます。
上研磨済み
はばき:銀一重
刃長:70.5 cm (2尺3寸3分)
反り:1.7 cm (5分6厘)
目釘穴:1個
元幅:3.0 cm
先幅:2.0 cm
重ね:0.45 cm
時代:江戸時代末期
体配:身幅、重ね尋常で反りやや深く付き、切先がやや延びる。
表裏に棒樋と添樋を掻く。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸が付き精良な地金となる。
刃紋:小沸出来互の目乱れに丁字乱れが混じり帽子乱れ込む。
特徴:新々刀:上々作:武蔵
備前介藤原宗次は固山宗次として知られ、固山宗平の三男として陸奥白河に生まれ、白河松平家の抱工となった。その後天保二年に江戸に出て、弘化2年に備前介を受領した。宗次は疵があると市場には出さない潔癖さがあったと言われていて、実際に駄作や瑕欠点のある作品は見たことがありません。裁断銘入りの作品が多く、切れ味が良いと言われており、山田浅右衛門とも交流があったとされています。
本作は匂口深めの独特な刃文を焼いた作品で、出来がよく、宗次らしい作品です。施されている研磨も素晴らしく、地刃の魅力をよく引き出しています。
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